「菜々子...。俺、日本に戻ってくるから」
「えっ...。でも...」
しばらく戻れそうにないって...。
「異動願を出す。...それでもダメだったら会社を辞める」
「...えぇ!?」
やっ、辞めるって...。
「...知り合いから何度か話があったんだ。うちで働かないかって。だけど中途半端なまま投げ出したくなかったし、やりたい仕事だし、職場環境も良かったからな。でも今は違う。海外支社の方も軌道に乗ってきたし、もう俺がいなくても大丈夫なくらい人材も育ってきている。
それに、今からまた新しいことを始めるのも今がチャンスだって思うんだ。
俺も歳だしな。...もし今の仕事を辞めたら、収入も減るだろうし、迷惑かけるかもしれない。
でも俺は菜々子がいない生活はもう考えられないんだ。...俺と結婚してくれないか?」
夜景のきれいなロマンチックな場所。
大好きな人にこんな素敵なプロポーズをされて、涙が出ないわけがない。
「泣いてたら分からないだろ?」
そう言うと圭吾さんは右手を離し、涙を拭ってくれた。
そんな圭吾さんに私はただ頷くことしか出来なくて。
嬉しすぎて胸が苦しかった。
だって圭吾さんは私のことを考えてくれていたから。
なのに...。
「圭吾さっ...。ごめんなさい、私は自分のことばかりでっ...」
「えっ?」
だってそうでしょ?
「えっ...。でも...」
しばらく戻れそうにないって...。
「異動願を出す。...それでもダメだったら会社を辞める」
「...えぇ!?」
やっ、辞めるって...。
「...知り合いから何度か話があったんだ。うちで働かないかって。だけど中途半端なまま投げ出したくなかったし、やりたい仕事だし、職場環境も良かったからな。でも今は違う。海外支社の方も軌道に乗ってきたし、もう俺がいなくても大丈夫なくらい人材も育ってきている。
それに、今からまた新しいことを始めるのも今がチャンスだって思うんだ。
俺も歳だしな。...もし今の仕事を辞めたら、収入も減るだろうし、迷惑かけるかもしれない。
でも俺は菜々子がいない生活はもう考えられないんだ。...俺と結婚してくれないか?」
夜景のきれいなロマンチックな場所。
大好きな人にこんな素敵なプロポーズをされて、涙が出ないわけがない。
「泣いてたら分からないだろ?」
そう言うと圭吾さんは右手を離し、涙を拭ってくれた。
そんな圭吾さんに私はただ頷くことしか出来なくて。
嬉しすぎて胸が苦しかった。
だって圭吾さんは私のことを考えてくれていたから。
なのに...。
「圭吾さっ...。ごめんなさい、私は自分のことばかりでっ...」
「えっ?」
だってそうでしょ?



