君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~

「...いつも日本から向こうへ戻る時思うんだ。...菜々子も連れて行けたらなって」


「えっ...?」


圭吾さんを見ると、圭吾さんも私を見ていて。


「ずっと疑問を持って生活していた。なんで隣に菜々子がいないんだろうって」


「圭吾さん...」


そんなの、私も同じです。
いつも思ってた。ずっと一緒にいられたらいいのにって。


「...菜々子」


真剣な表情で私を見つめる圭吾さんに、緊張が増す。


「空港での続き、今言わせて?」


そう言うと圭吾さんは向き合ったまま私の両手を握りしめる。



「菜々子が好きだよ。...誰よりも。この先の人生、菜々子がいないなんて考えられないくらい」


「圭吾さん...」


たったその一言だけで、涙が溢れてくる。


「...一年も待たせてごめん。菜々子、結婚しないか?」


手は握られたままで涙を拭うことが出来ず、涙は頬を伝っていく。


「...考えていたんだ。菜々子とすぐにでも結婚したかったけど、今のままじゃ無理だって。一緒にいたかったけど、俺の生活拠点に合わさせるわけにはいかないって。...一緒に暮らすのに、菜々子に嫌な思いなんてさせたくなかったから」


「圭吾さっ...」


言葉に詰まる。