待っていたエレベーターが辿り着き、乗るとなぜか圭吾さんは一階ボタンではなく最上階ボタンを押した。
「圭吾さん、間違ってますよ?」
「いや、間違ってないよ」
「えっ?」
どういう意味?
エレベーターはあっという間に最上階に辿り着き、扉が開かれる。
「こっち」
圭吾さんに手を引かれ歩いていくと、扉が見えてくる。
「夏だけど寒いかな?」
「もしかしてこのドアの向こうって外なんですか?」
そう聞いても圭吾さんは笑っているだけ。
そしてそのまま扉が開かれると一気に襲ってくる強い風。
一瞬目を瞑りながらも手を引かれたまま歩き目を開けると、私の視界に飛び込んできたのは視界一杯に広がる夜景。
「...凄い!」
遮るものなど何もなくてきらきらと輝くネオン。
車のライトが動いていて。
「...きれい」
最上階はベンチがあってちょっとした公園のような作りになっている。
「藤原に教えてもらったんだ。ここの夜景がきれいだって」
視線を奪われてしまいそうな夜景に、言葉が出ない。
そんな私に気づいてくれたのか、圭吾さんもそれ以上なにも言わず一緒に夜景を見ている。
どれくらい時間が経っただろうか。
圭吾さんが口を開いた。
「圭吾さん、間違ってますよ?」
「いや、間違ってないよ」
「えっ?」
どういう意味?
エレベーターはあっという間に最上階に辿り着き、扉が開かれる。
「こっち」
圭吾さんに手を引かれ歩いていくと、扉が見えてくる。
「夏だけど寒いかな?」
「もしかしてこのドアの向こうって外なんですか?」
そう聞いても圭吾さんは笑っているだけ。
そしてそのまま扉が開かれると一気に襲ってくる強い風。
一瞬目を瞑りながらも手を引かれたまま歩き目を開けると、私の視界に飛び込んできたのは視界一杯に広がる夜景。
「...凄い!」
遮るものなど何もなくてきらきらと輝くネオン。
車のライトが動いていて。
「...きれい」
最上階はベンチがあってちょっとした公園のような作りになっている。
「藤原に教えてもらったんだ。ここの夜景がきれいだって」
視線を奪われてしまいそうな夜景に、言葉が出ない。
そんな私に気づいてくれたのか、圭吾さんもそれ以上なにも言わず一緒に夜景を見ている。
どれくらい時間が経っただろうか。
圭吾さんが口を開いた。



