「はいはい。どうぞご勝手に。全く付き合ってられないわ」
そう言うと亜希子はいまだに中山さんに詰め寄られている藤原さんと光太君の方へと行ってしまった。
「菜々子、俺もちょっと友達のところへ行ってくる」
「はい」
圭吾さんが私の元を離れたとほぼ同時に聞こえて来た声。
「やっと一人になったな」
「桜子!翔ちゃん!」
「おめでとう、菜々子」
「ありがとう!…あれ?宏美ちゃんは?」
招待したはずの宏美ちゃんと生まれてきた赤ちゃん、侑里ちゃんの姿が見当たらない。
「あぁ、侑里お腹が空いたみたいで。今授乳中」
「そっか」
翔ちゃんと宏美ちゃんの間に生まれた赤ちゃんは女の子で、可愛くて。
宏美ちゃんが言うには、翔ちゃんはもうすでに親ばかになりつつあるとか。
「それにしても招待客多すぎじゃね?披露宴じゃもっと増えるんだろ?」
「うん。やっぱりどうしてもみんな呼びたかったし」
「あ、そういえばさっきみんなから連絡あって披露宴には十分間に合うから、余興楽しみにしていろだってさ」
「本当に?楽しみだな」
地元の友達も招待したけど、都合でみんな昨日に来ることができなくて。それでもこうやって特急に乗ってみんなで来てくれるのは嬉しい。
「そうそう。真由美とか楽しみにしてたぜ?東野さんを見るの。それに新しい出会いもな」
そう言うと亜希子はいまだに中山さんに詰め寄られている藤原さんと光太君の方へと行ってしまった。
「菜々子、俺もちょっと友達のところへ行ってくる」
「はい」
圭吾さんが私の元を離れたとほぼ同時に聞こえて来た声。
「やっと一人になったな」
「桜子!翔ちゃん!」
「おめでとう、菜々子」
「ありがとう!…あれ?宏美ちゃんは?」
招待したはずの宏美ちゃんと生まれてきた赤ちゃん、侑里ちゃんの姿が見当たらない。
「あぁ、侑里お腹が空いたみたいで。今授乳中」
「そっか」
翔ちゃんと宏美ちゃんの間に生まれた赤ちゃんは女の子で、可愛くて。
宏美ちゃんが言うには、翔ちゃんはもうすでに親ばかになりつつあるとか。
「それにしても招待客多すぎじゃね?披露宴じゃもっと増えるんだろ?」
「うん。やっぱりどうしてもみんな呼びたかったし」
「あ、そういえばさっきみんなから連絡あって披露宴には十分間に合うから、余興楽しみにしていろだってさ」
「本当に?楽しみだな」
地元の友達も招待したけど、都合でみんな昨日に来ることができなくて。それでもこうやって特急に乗ってみんなで来てくれるのは嬉しい。
「そうそう。真由美とか楽しみにしてたぜ?東野さんを見るの。それに新しい出会いもな」



