「びっくりした、櫻田さんか。…あれ大貫さんは?」
「大貫さんなら副社長とは違い、本当に仕事の電話対応中です」
「そっか…」
何か言いたそうな様子の副社長。
「で?副社長はなにを考えておられたんですか?」
急に私と大貫さんを二人っきりになんてしちゃって。
「あ。その顔だと俺の作戦なんてお見通しかな?」
やっぱりなにか考えていたんだ。
「…取り敢えず戻ろうか。話はそこで」
「分かりました」
そう言って先に歩き出した副社長の後をついていく。
そのままエレベーターに乗り、上に上がっていくがなぜかレストランのある階で止まることなく、さらにエレベーターは上昇していく。
「え…副社長間違ってますよ」
「ううん、間違いなんかじゃないよ」
その言葉と同時にエレベーターはたどり着き、扉が開く。
目の前にはバーの看板。
「大貫さんに連絡してくるから、先に入っていて」
「え…ちょっと副社長!?」
先に入っていてって…。
「そんなこと言われたって…」
第一副社長と二人っきりなんて不味いに決まってるじゃない。
そう思い取り敢えずレストランに戻ろうとしたとき
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
「…え?」
「大貫さんなら副社長とは違い、本当に仕事の電話対応中です」
「そっか…」
何か言いたそうな様子の副社長。
「で?副社長はなにを考えておられたんですか?」
急に私と大貫さんを二人っきりになんてしちゃって。
「あ。その顔だと俺の作戦なんてお見通しかな?」
やっぱりなにか考えていたんだ。
「…取り敢えず戻ろうか。話はそこで」
「分かりました」
そう言って先に歩き出した副社長の後をついていく。
そのままエレベーターに乗り、上に上がっていくがなぜかレストランのある階で止まることなく、さらにエレベーターは上昇していく。
「え…副社長間違ってますよ」
「ううん、間違いなんかじゃないよ」
その言葉と同時にエレベーターはたどり着き、扉が開く。
目の前にはバーの看板。
「大貫さんに連絡してくるから、先に入っていて」
「え…ちょっと副社長!?」
先に入っていてって…。
「そんなこと言われたって…」
第一副社長と二人っきりなんて不味いに決まってるじゃない。
そう思い取り敢えずレストランに戻ろうとしたとき
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
「…え?」



