「それはありがとう…」
年甲斐もなく照れてしまった。
自然と食器を拭く手も早くなる。
「…そういえば宏美ちゃんは仕事辞めたんだよね?」
「はい!専業主婦です!」
そうだった。宏美ちゃんは寿退社したんだっけ。
「正直さ…宏美ちゃんどうなの?…本当は仕事続けたかった?」
どうしても聞きたくなってしまった。宏美ちゃんの気持ちを。
「えーどうしたんですか?急に」
「あっ、ちょっと気になっちゃって…」
やばい。やっぱり不自然だったかな?
「…そうですねぇ。正直あの会社で玩具をヒットさせたいって夢はありましたけど、でも私は家庭と仕事を両立できるような器用な人間じゃないって自分で分かってましたから。…それに夢よりも翔太君との未来の方が私には大切だなって思っちゃったんです」
「…そっか」
仕事と家庭の両立、か。確かに難しいよね。正直私も両立できるかって聞かれたら即答できないと思う。
「あっ!もしかして菜々子さん、結婚したら仕事は辞めてほしいみたいに言われているんですか!?」
「ううん!そんなわけじゃないんだけど…」
でも本心はそうなのかもしれない。
「翔太君から聞いてて思うんですけど、菜々子さんだったら家庭と仕事ちゃんと両立できるんじゃないですか?」
「え…?」
「よく聞きましたよ?菜々子さんは負けず嫌いのがんばり屋だって。…そんな菜々子さんならちゃんと両立できると思いますよ?私は」
年甲斐もなく照れてしまった。
自然と食器を拭く手も早くなる。
「…そういえば宏美ちゃんは仕事辞めたんだよね?」
「はい!専業主婦です!」
そうだった。宏美ちゃんは寿退社したんだっけ。
「正直さ…宏美ちゃんどうなの?…本当は仕事続けたかった?」
どうしても聞きたくなってしまった。宏美ちゃんの気持ちを。
「えーどうしたんですか?急に」
「あっ、ちょっと気になっちゃって…」
やばい。やっぱり不自然だったかな?
「…そうですねぇ。正直あの会社で玩具をヒットさせたいって夢はありましたけど、でも私は家庭と仕事を両立できるような器用な人間じゃないって自分で分かってましたから。…それに夢よりも翔太君との未来の方が私には大切だなって思っちゃったんです」
「…そっか」
仕事と家庭の両立、か。確かに難しいよね。正直私も両立できるかって聞かれたら即答できないと思う。
「あっ!もしかして菜々子さん、結婚したら仕事は辞めてほしいみたいに言われているんですか!?」
「ううん!そんなわけじゃないんだけど…」
でも本心はそうなのかもしれない。
「翔太君から聞いてて思うんですけど、菜々子さんだったら家庭と仕事ちゃんと両立できるんじゃないですか?」
「え…?」
「よく聞きましたよ?菜々子さんは負けず嫌いのがんばり屋だって。…そんな菜々子さんならちゃんと両立できると思いますよ?私は」



