君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~

「あぁ!圭吾さんそれは…!」

…それは高校時代に一年間付き合っていた彼氏です。…とは言いづらい。

なんで外しておかなかったんだろう。そんな昔の思い出を。

「…ブレザーだったんだな、制服」

「え…」

あれ?もしかして元彼との写真には気付いていない?だけどほっとしたのも束の間

「菜々子はスポーツマン系が好きなのか?」

ひぃ!!やっぱり気付かれている!!

「いや、それは昔でして…」

しろもどろになりながらも答えていると聞こえてきた笑い声。

「それに意外。菜々子ってギャルだったんだな?」

「だっ、だからそれは昔の話ですってば!」

恥ずかしくなり、圭吾さんの胸を叩いてしまった。
私は怒っていると言うのに、圭吾さんってばいまだに笑っているし。

だって高校生だよ?それなりにオシャレしたいって思うでしょ?茶髪やピアスに憧れたりするでしょ?

「そうだ、アルバム見せてよ。昔の菜々子をもっと見たいんだけど」

「絶対だめです!見せませんからね!?」

だって見たらまたさっきみたいに圭吾さんは笑うでしょ?

「あ!それより!大丈夫でしたか!?お父さんといきなり二人っきりで出かけたりなんてして」

そしてお父さんはなんか変なことを言ってなかったでしょうか…?

「あぁ、…うん、緊張したよ本当に」

そう言うと圭吾さんは私のベットに腰を下ろす。