猫系男子。



萌が私たちを止めに入る。



いつもこうやって、蒼のヒートアップを抑えてくれる。



「萌ってば、大人~」



「ちょっと馬鹿にしてないよね?凜?」




「してないよーっ。」



私と萌がふざけていると、
少し冷静になった蒼が口を開いた。





「そういう話じゃなくて、
あのさー…、二人にお願いなんだけど…」