萌が私たちを止めに入る。 いつもこうやって、蒼のヒートアップを抑えてくれる。 「萌ってば、大人~」 「ちょっと馬鹿にしてないよね?凜?」 「してないよーっ。」 私と萌がふざけていると、 少し冷静になった蒼が口を開いた。 「そういう話じゃなくて、 あのさー…、二人にお願いなんだけど…」