柚愛と学校へつき、 それぞれ自主練を行った。 俺はグランドへ行く。 「はえーな聖護! おはよう。」 「おはようございます! 日向先輩!」 日向先輩は、サッカー部の部長。 俺の憧れの的。 「なあ、聖護。ちょっといいか?」 俺は、日向先輩についていった。 ついた先は、屋上。 「先輩、どうしたんっすか…?」 「…俺さ、サッカー辞めるんだわ。」 突然すぎて、言葉が出ない。 「…引退にはまだ早すぎますよっ…! 日向先輩、冗だ…」 「冗談じゃねーんだ。わりぃ。 …ちょいと、膝をやっちまってな…」