「特に、お前は兄ちゃんに似てるから、余計かぶるんだよねー。前から思ってたけど。」
「............前から?」
前からって.......いつだ?
今日初めて会ったんじゃ.....
「お前は覚えてねえかもしんねーけど。受験するときさ、なんでか筆箱持ってくんの忘れてよ。テスト受けれねーってなってたら、たまたま隣にいたお前がシャーペン貸してくれたんだよ。」
...........
すまん、覚えてねえわ。
「ははッ。やっぱ覚えてねーか。ま、そりゃそうだろうな。あん時は黒髪だったし。」
目元を拭い、髪をいじりだす晴人。
悲しみの表情から笑顔に変わっていた。
「そん時からお前のこと気になっててー、そしたら今会えたーって感じでー。」
気になっててって........
何か告白されたみてえで、気持ち悪い。
言い方どうにかしろよ。

