「へー、城木七瀬かー.......可愛い名前だな♪」
「やめれ。」
特徴的な、チャームポイントにもなりそうな彼の赤髪をぶち抜く。
その瞬間、晴人は眉を釣り上げて、泣き叫ぶ。
「いってー!!おまっ、マジありえねーーよ!!俺のキューティクルをなんだと思ってんだ、この野郎!!」
キューティクルとか知らねえよ。
つか乙女か。乙女なのか、お前は。
キューティクルとか気にしてんなよ、男が。
「ホントありえねー.......俺の大事な髪が......あぁ........」
本気で落ち込む晴人。
しょうもないことに、俺は罪悪感を覚えた。
「あー..........悪かったよ、すまんな。」
「棒読みじゃねえか!!」
たかが数本の髪を抜いただけだぞ。
そんなことに本気で謝ってられっか。

