「七瀬ーー、どうだった?赤点か?」
解答用紙を持って席に着くと、隣からソレを覗き込む晴人。
刹那、目をまん丸に開かせる。
「おっ前.......!!なんだ、その点数!お、おお俺なんて43点だぞ!?」
92点をとった俺が、そんなに凄いか?
凄いだろ。褒めて褒めて褒めたたえろ。
わやわやと騒ぐ晴人の横で、俺は天狗状態。
「小路ーー、今回も満点だったな!!」
「当たり前です。」
何.........?
満点だと....?
あいつ、10分ぐらいしか勉強しないっつってたよな?
そんな奴が満点とれるのか?
「すっげーよな、小路。毎回満点だぜ?」
毎回満点?
どんな脳みそもってんだ。
「今日中に、すべてのテストが返されると思うから、覚悟しとけよお前ら。」
全員分配り終えた南はそう言って、怪しい笑みを浮かべた。
その笑みに、ほとんどの奴らが嫌そうな顔をする。

