「城木君は家近いの?」
「まあ............」
それなりに近いな。
学校から徒歩15分だし。
「..............小路は?」
「あたしは..........バスで20分、そっから徒歩で10分。」
俺の倍もあるんだな。
ま、それでも他の奴等に比べたら近いもんだよな。
晴人なんかは電車で1時間っつってたし。
つか眠い。
さっきからあくびが出る。
「明日はなんの教科やる?」
「...............何でも。」
「それなら現代社会ね。今回5教科の中で一番難しいのは現代社会っぽいし。」
ノート作らなきゃ
と、声を弾ませる小路。
何か少し気分がいいみたいだ。
「あたし、好きなんだよね。人にモノを教えるのって。」
まあ........教えるのうまいしな。
「教師になりたいんだよね。」
「...............なれば?」
「そうだね。」
小路の説明力なら簡単に夢叶えられるだろ。
ま、スパルタな部分は若干きついけど。

