「お前は勉強しなくていいのか?」
俺は唐突な質問を投げかける。
「言ったでしょ。頭いいから勉強しなくてもいいの。」
...........そういや言ってたな。
「.............そんな頭いいのか?」
「1年のときからずっと1位だけど。」
.................は?
「..............勉強せずにか?」
「そりゃ、少しはするけど。10分ぐらい。」
ホント少しだな。
「.............英才教育受けてたし。」
そう言った小路の表情は、酷く冷たいものだった。
「ま、それは置いといて。休憩も終わり。次の単元やるよ。」
はぐらかすように、持っていた教科書をめくる。
..............何かあったのか?

