「............はい、終了。」
30分が経ち、小路の言葉に持っていたシャーペンを置く。
それと入れ替えに、小路は赤ペンをもって採点していく。
「................ねみぃ。」
机に突っ伏して、デカイあくびをこぼした。
今日は朝から学校に来たからな、眠いんだよ。
朝起きるの早かったし。
「結構いい点数だよ。」
そう言って見せてくる解答用紙の右上には、大きく書かれた45という数字。
50点満点中45点だそうだ。
「あたしのおかげだね。」
小路はにこりと微笑む。
その笑顔に、少し胸が弾んだのは、気のせいだ。

