それからというもの、授業を聞く気になれなかった俺は、机に額をくっつけて寝ていた。
何しに学校来たんだよってな。
「城木、ちょっといいか?」
放課後、それぞれ部活やら帰宅やらで教室を出ていく中、南に呼ばれる。
「.............何スか。」
「まだ1学期だからいいんだけどなー......」
だから何がだ。
コイツ、日本語喋れるのか?
「これからのことも考えると、ちゃんと授業に出てくれねえか?」
「..............何で。」
「俺が寂しいからに決まってんだろ?」
「帰る。」
くだらん。それを聞くために残されたのか、俺は。
南を人睨みしてカバンを肩にかける。
「ウソ、ウソだから帰るな!本題はここからだ!」
「................」
左腕を引かれ、重心が後ろに傾く。
「とりあえず座れ、な?」
「..........手短に。」
そう言うと、南はにっこり笑った。

