「でも、城木君を花に例えるとしたら..........」
ジッと俺の顔を見つめる小路。
やめれ。顔に穴が空くだろ。
..................つーかこいつ。
やっぱ綺麗な顔してんな。
目とかでけえし。その割に顔はちっさくて、色白で。涙ボクロが色っぽい。
絶対モテるな。
思いついたのか、小路は笑って
「ハナショウブ......かな。」
ハナショウブ?
何だそれ。花の名前か?聞いたことねえな。
「花言葉は、『情熱』とか『信頼』とかあるんだけど........」
その中でも
と、言葉を続ける小路は、立ち上がり、
「『優しい心』ってのが、あってると思うな。」
そう言った。

