あたしは何とか保健室に着いた。
「先生!コイツすごい大怪我してます!!……あんま……見えないけど……。
でもそんな感じがします!!」
適当だなおい。
「どこで怪我したの?」
「階段から落ちてしまって……。」
「そう……。あ、青井くんあっち向いててくれる?」
「あ、はい!」
「あたしが階段から落ちそうな青井くんを受け止めようとしたら……。」
「落ちたのね?うーんそうね。
全身診たところ怪我は所々あるけど大した怪我は無さそうよ。
消毒して、包帯とかしておけば大丈夫。
でも今日はちょっと様子見ね…………。」
「あ、ありがとうございます。」
先生もちょっと適当。

