私は無理矢理立ち、這いつくばってでも学校から出ようと思った。 「河原さん?どこいくの?保健室はこっちよ?」 バカめ。保健室なんかいく気ないんだよ。 私は壁を伝って、昇降口に向かう。 するとあの男が私の前に立ちはだかった。 「どこいくんだよ。保健室来いや」 私は気にしないで無理矢理でも進んだ。