マネしちゃいけない青春。【短編集】






そんなネガティブなことを考えながら、宮北さんをじーっとみる。






「どうしたの?」


と宮北さんはニコニコしながら言う。







「あ、いや……。」




「あっそう。あ、佳奈食べ終わったんだ?」





「うん」



「先教室行ってていいよ?寒いし。」


「じゃあお言葉に甘えて。」





「なんじゃそらあ!」