私たちはお互いに笑い合った。 「あたし、先生と別れます。ちゃんと、校長室に行きます。 そういえば何で佳奈ちゃんは死のうと思ったの?」 「友達とけんかして、友達のお気に入りのベストにスプライトを結構かけちゃって。 友達めちゃくちゃ怒って、しかも私が知らない怒り方。私にコーラをかけてきた。」 「…………………………。」 宮北さんをちらっと見ると空を見上げながら顔をしかめてた。 私は思わず二度見した。