腕枕をしてくれている政臣に頬をすり寄せた。
胸元に触れると、心臓の音が手から伝わってくる。
滑らかな肌に手を這わせ、鎖骨の下辺りに違和感を感じた。
体を起こして見てみると、丸い痕がついていた。
少しボコッと凹んでいる。
「ここ、どうしたの?」
さっきはいっぱいいっぱいで気がつかなかったけど、こんな傷なかったよね?
「撃たれただけだ」
「……へ? 撃たれた!? う、撃たれたって……え!? 拳銃、で……?」
拳銃……口にしておきながら、あまりにも現実離れしていて、変な感じがした。
忘れていたけどこの人は危ない世界で生きてる人。
拳銃を握っている姿を実際に見た事もある。
撃つ側であるという事は撃たれる側にもなり得るという事。
「いつ、怪我したの?」
「お前がいなくなってすぐだ。 こんな失態は初めてだった。 部下たちが驚いていた。 俺自身も驚いたが、撃たれた時は思わず笑ってしまった」
「撃たれて笑うって……その神経が信じられない」
「たった一人の女を失っただけでこんなにも弱くなるのかと思ったら、あまりにも情けなくてな」
政臣……。
じゃあこの怪我は私の所為でもあるんだね……。
私は傷痕にキスを落とした。
胸元に触れると、心臓の音が手から伝わってくる。
滑らかな肌に手を這わせ、鎖骨の下辺りに違和感を感じた。
体を起こして見てみると、丸い痕がついていた。
少しボコッと凹んでいる。
「ここ、どうしたの?」
さっきはいっぱいいっぱいで気がつかなかったけど、こんな傷なかったよね?
「撃たれただけだ」
「……へ? 撃たれた!? う、撃たれたって……え!? 拳銃、で……?」
拳銃……口にしておきながら、あまりにも現実離れしていて、変な感じがした。
忘れていたけどこの人は危ない世界で生きてる人。
拳銃を握っている姿を実際に見た事もある。
撃つ側であるという事は撃たれる側にもなり得るという事。
「いつ、怪我したの?」
「お前がいなくなってすぐだ。 こんな失態は初めてだった。 部下たちが驚いていた。 俺自身も驚いたが、撃たれた時は思わず笑ってしまった」
「撃たれて笑うって……その神経が信じられない」
「たった一人の女を失っただけでこんなにも弱くなるのかと思ったら、あまりにも情けなくてな」
政臣……。
じゃあこの怪我は私の所為でもあるんだね……。
私は傷痕にキスを落とした。


