部屋は相変わらず綺麗で、埃一つ落ちていない。
ぱっと見女性が居た形跡がないことにホッとした。
「何をボーッと突っ立っている」
「あ、うん……」
少し躊躇しながらも、ソファーに座った。
桐生さんの隣にピタッと座れる気分じゃなくて、人一人、いや、二人は座れるであろうスペースを空けて座った。
微妙に空けてしまったスペースは、それはそれで落ち着かない気持ちになる。
どうしたらいいのか分からない。
「言いたいことがあるなら言え」
「……咲さんはもういいの?」
「あぁ」
「あぁ」じゃ分かんないよ……。
怒りがこみ上げる。
でもダメ。
抑えないと……感情的になったら話が出来なくなる。
「咲さんとはどういう関係なの?」
「……あいつの事は妹の様に思っている」
「妹……?」
仮に桐生さんがそう思ってたとしても、咲さんは違う。
咲さんは桐生さんの事を男としてみてる。
私が気付いてるんだから、桐生さんだって気付いてる筈なのにどうしてそんなに咲さんに構うの?
どうして……。
ぱっと見女性が居た形跡がないことにホッとした。
「何をボーッと突っ立っている」
「あ、うん……」
少し躊躇しながらも、ソファーに座った。
桐生さんの隣にピタッと座れる気分じゃなくて、人一人、いや、二人は座れるであろうスペースを空けて座った。
微妙に空けてしまったスペースは、それはそれで落ち着かない気持ちになる。
どうしたらいいのか分からない。
「言いたいことがあるなら言え」
「……咲さんはもういいの?」
「あぁ」
「あぁ」じゃ分かんないよ……。
怒りがこみ上げる。
でもダメ。
抑えないと……感情的になったら話が出来なくなる。
「咲さんとはどういう関係なの?」
「……あいつの事は妹の様に思っている」
「妹……?」
仮に桐生さんがそう思ってたとしても、咲さんは違う。
咲さんは桐生さんの事を男としてみてる。
私が気付いてるんだから、桐生さんだって気付いてる筈なのにどうしてそんなに咲さんに構うの?
どうして……。


