「二人は高校からの付き合い?」
「ううん、子供の頃からだよ。 母親同士が昔からの友達なんだ」
幼馴染ってやつか。
私にはそういう存在はいないから、ちょっと羨ましいなって思うけど……。
「健人、大変だね」
「そうなんですよ」
「え!? それどういう意味!?」
「翔君ってマイペースで自由人っぽいもんねぇ」
「明日香まで酷い……」
クラブで会った時は大人っぽく見えたけど、今ここにいる翔は年相応に見える。
クラブの雰囲気と服装の違いがあるんだろうけど、何より女の人に見せたあの目が大人に見せたのかもしれない。
こうして笑ってる顔を見ると、あの時の冷たい顔は見間違いだったんじゃないかと思う。
「俺の顔に見惚れてるの?」
翔のすました笑みを見て思いっきりため息を吐いた。
桐生さんと出会う前に翔と出会ってたら、少なからず気になる存在になってたかもしれない。
でも今の私の心の中には桐生さんしかいなくて、翔の綺麗な顔に微笑まれたところで、ちっともときめかない。
「ううん、子供の頃からだよ。 母親同士が昔からの友達なんだ」
幼馴染ってやつか。
私にはそういう存在はいないから、ちょっと羨ましいなって思うけど……。
「健人、大変だね」
「そうなんですよ」
「え!? それどういう意味!?」
「翔君ってマイペースで自由人っぽいもんねぇ」
「明日香まで酷い……」
クラブで会った時は大人っぽく見えたけど、今ここにいる翔は年相応に見える。
クラブの雰囲気と服装の違いがあるんだろうけど、何より女の人に見せたあの目が大人に見せたのかもしれない。
こうして笑ってる顔を見ると、あの時の冷たい顔は見間違いだったんじゃないかと思う。
「俺の顔に見惚れてるの?」
翔のすました笑みを見て思いっきりため息を吐いた。
桐生さんと出会う前に翔と出会ってたら、少なからず気になる存在になってたかもしれない。
でも今の私の心の中には桐生さんしかいなくて、翔の綺麗な顔に微笑まれたところで、ちっともときめかない。


