中学校に着くと、満開の桜が私たちを迎えてくれた。 「なんか…これから新しい日々が始まるって思うとワクワクするね!」 萌乃が目を輝かせる。 私は頷いた。 「これからは…中学生、なんだね!」 二人で手を繋ぎ、一緒に中学校の門をくぐった。