スイーツ×デイズ

不覚にも、初めて目が合っただけで胸が高鳴ってしまった。


ボクは小走りで彼女の元へ駆け寄った。


「ああ、ごめんなさい。どうもありがとう」


彼女はそう言って微笑んでみせた。


うわぁ。


まるで、つぼみが花咲くような笑顔だった。