「あ、いや……」 「そのうち、佐鳴にもう一度聞いてみるわ。コトの真相」 「ああ、うん。――だけど、なんでそんなに気にするの?」 ボクは、よっと立ち上がり、大きく背伸びをして言った。 「ボク、冬香さんのこと好きだもん」