「後で衣装係に文句いよ…」
怖い顔で独り言を言う梓
をきかなかったことにしとこ…
「あっ!陽菜、着替えな~主役なんだから」
…うっ…バレたか
「なんか着るの恥ずかしいんだよね…」
こんなキラキラした服着るの
初めてだもん
「大丈夫!大丈夫!あんた可愛いんだから似合うよ!」
梓までお世辞つかれちゃったよ
まあいいや…
今梓しかいないし
「…お待たせ…」
やっぱり恥ずかしくて
もじもじする私に梓が私に
とびついてきた
「ひ…ひな~!!可愛すぎ!!やっぱり似合ってる~!」
梓は私を強く抱きしめる
うっ…あ…梓苦しい
「梓…苦しい」
口にだすと
梓は我にかえったように
いつもの梓に戻った
「ごめんごめん!可愛すぎてさ」
…うっ!お世辞でも
そんだけ言われると照れちゃうな
ってみんなが来る前に着替えとこ!
「梓!私もう着替えるね!」
「えー!また写真も撮ってないよ!」
撮るきだったの!?