「にしても、陽菜が主役とはな…ククッ」


陸斗君まで


「もう…バカにしないでくださいよ、演じるの大変何ですよ!」



みんなに笑われるし


「まあ、陽菜が主役に向いてると思うぜ」



…まだからかってるんでしょうか?


「嫌みですか!?」

そう言う私に陸斗君は焦りはじめた


「ちげーよ!シンデレラって最初汚い可哀想な子じゃん、そこは今のお前の姿にソックリ」



……ひどい


「でもシンデレラ綺麗になるだろう、お前はその地味なかっこやめれば綺麗じゃん」


…サラッと言う陸斗君の言葉に



私の顔は赤くなった

「あっれー!陽菜顔真っ赤」


…なっ!またからかわれた



…そんなこんなで仲良く教室に向かった