「オレ…ややこしい女とかあきた女は、ひどいこと言って関わらないようにしてきた」


「……」

「でも…お前は他の女とちがう」


真剣に話す陸斗君


「お前は…オレを褒めた…あんなひどいこと言ったのに」


私の目をまっすぐみて見る


「なあ…陽菜」


その気持ちがこもった目に

「オレ…お前と友達になりたい」


ジワジワ伝わった


「私…と?」


陸斗君はうなずく


…でも私と友達になったらまた


女子に勘違いされちゃうよ…