優等生はチャラ男に恋をした




「失礼しました……陽菜ごめん!またせ…あれいない?………ウソだろう…あのバカ!」





「ふう!何事もなく図書館についた!」

ちょっと怖がりながらも図書館に入る

あれ今日も誰もいない!


…ていうかこの図書館いつもレジの人いないんだけど!


だからこの本だって自分でやって

借りたんだから

「…やっと来たわね…西紀陽菜」


いきなり後ろから女性の声が

聞こえる

…なんのようだろ…
「な…何ですか?」

怖がりながらも問いかける

……もしかし梓が言ってたのっと

このこと?

「…あ?…おまえケンカうってんの?」
すると扉からまた5人くらい女の子が

入ってきた

……ウソ怖い

「…あんたさ~地味でブスのクセに陸斗に近づかないでくんない」

そういって私の服をひっぱる

………こ…怖い

「あんたみたいなやつは地味男といるのかピッタリよブス」
「なあ…おまえら何やってんの」

また人が来た

「………陸斗…君」

「陸斗!」

女の子達は少し青ざめた表情になる