〆第二話〆
ガタンゴトン ガタンゴトン
地下鉄に十五分乗ってバスに十分乗ったら徒歩七分……と家から計三十二分のところに私の新しい高校がある…
『でかっっっ!!』
思わず声に出るほど大きかった …
"見付高校"…私のボロボロの中学の成績でゎ到底無理だった…
しかし、私ゎ頑張って頑張って勉強をし遂に…
この日本一デカイ学校に入学することになったという事だ…
私がこの学校に入りたかった理由は…
あの人に会えるかもしれない…。
その確かでもない理由のために私はここまで頑張ったのだった…