〜近くて遠い愛〜

いつも私の届きそうで届かない…
斜め45°
絶対に繋がらない海と空
そんな近いようで遠い距離にいつ も君はいた…。
最後に会った夏。
『またね』
もう会えない…
そう言って去ってゆく君の背中はそう物語っていた
私は待って。その一言が言えなかった。
改まって見たせいか、いつもより
大人っぽくに見えて抱きしめたくなるぐらい優しい背中で…
君の背中がぼやけて
見えてきたのは、
夏の暑さのせいか、私の目から出た愛なのか…