朝いつも通りに起きて外に行くと

多野がたっていた。

「うわっ、多野ぢゃん。」


心臓バクバクの私をほたって

手を繋ごうとする多野ちゃま。


「な、俺と付き合わねぇか?」


は?

はー?はー?!


「な、何言ってんの?

 私汚い人間だよ!?」


一応、多野には教えた。


「でも、俺、好きだから、瑠来のこと。
 
 もし、OKなら多野ぢゃなくて麻紀翔ってよんで。」

それじゃぁっと言って

走っていこうとする多野。


「多野!…麻紀翔!」

それをとめるように叫ぶと振り返って


「それってオッケイってことー!?」


って叫ぶ麻紀翔…麻紀。