私じゃ、ダメですか?




「さ、みんな集まったかな?

じゃあこれからの事を話していくね」



今まで念入りに考えて作ったであろう
予定表を見ながら勇輝先輩は話し出した。



真剣に話す顔…

たまに噛んで微笑む顔…

後ろで話している男子を注意して
少し怒っている顔…



どれもかっこよくて、
どれも私の心を癒してくれる。



「と言うことで流れはこんな感じです。

なんとなく分かったかな?」



私が勇輝先輩に見とれていると、
隣に座っていた莉緒が小声で話しかけてきた。



「残念だったね」


『えっ? なにが残念?』


「え? ちゃんと話し聞いてた?

女子と男子の練習場所は違うから
練習中は男子と関わることあんまりないんだよ?


だから勇輝先輩と関わることもほとんどないの!」



関わることがない?


『え~~~~~~~~~~!!!!!!』


「しーーーーー!遥香ちゃん声大きい!」