歩きかたが自然とおかしくなる。 それに気づいたアユムが少し歩くスピードを下げた。 ほんと、へんなとこはすぐに気がつく そういうところが、私はちょっと好き。 少し歩くと、向かい側から数人の男子高校生たちが歩いてくる。 その一人が、私とアユムにぶつかってきた。 「うわっ!」 その場に尻餅をつく歩夢。 直前で私の手首から手を離したため私は転ばずにすんだ。 だ、大丈夫かな?! 「気を付けろよ、クソが」 明らかに自分が悪いくせに、文句をつけてくるがたいのいい男の人。