放課後になって、里菜の尋問を受けていた


「咲良、好きなの?」


「ふぇっ?」


「なにその動揺具合。いつもの咲良からは想像もつかないよ」



マックでポテトをかじりながら、冷たい視線を向けられる


何で私は何も言ってないのに好きってことになるの!!



「好きとかそういうのじゃないよ。杉野先生は、別に、そんなんじゃ……」


「私、“杉野先生”なんて一言も言ってないんですけどー。そのバーガーのことなんですけどー」


「なっ///

あ、そう……もういいや……」