工藤先生の隣で黙っていた杉野先生が口を開いた


「大丈夫か?……一応、男の家に行くってことだぞ?」


「大丈夫じゃないですか?工藤先生はおいといて、杉野先生もいるんですから。」


杉野先生と話したのはこれが初めてだけど、なんとなく、信頼できる人だと思った


……一応、工藤先生のことも信頼してるけどね


「咲良ひでー。顧問の俺よりこいつを信じるのかよ……」


「だって、工藤先生だし……」


しばらくふざけあってから先生の部屋の番号を聞いて別れた


このときはまだ、杉野先生を好きだという感覚は少しもなかった……