工藤先生は私の書道部の顧問で、なんというか、精神年齢の低い先生だ


「大丈夫?」


そう言って手を差し出してくれたのは杉野先生で、工藤先生とは反対に大人な人だった


「あの、どうしてこんなところにお二人で……?」


「あぁ、こいつとは腐れ縁、かな?中学からの」


「おい、簾!そこは親友だろー?」