「ミント、明日から僕たちと同じ学校に通えるように、手続きを済まして来るね」


椿に言われる。
何処の学校?と尋ねると音奏学園と言われた。


…音奏学園?
…あー、あの人たちのところか…


「ねぇ、椿。
学園長さんや理事長さんに交渉する時、
私の名前…出さないでくれないかな?」


「………イイけど…何かあるの?」


あはは…(苦笑)

答えられない私は、明日分かるよとごまかしておいた。