❦ミント革命❦

「にしても、キセキってあるんだね〜!
僕、キセキを今、改めて実感したよ〜」


紅月さんの言葉の意味が分からない。

私はキョトンとしていたのだろう。
私をみて、紅月さんはクスクス笑った。


「キセキ…かぁ…
それしか、表し様がないだろうな…」


玖保さんも少し微笑みながら言う。
私は理解ができず、美香に助けを求めた。


「私たちが黒夜を潰そうと思った事も、

黒夜家の末っ子としてミントが生まれたのも、

私たちがミントと出会って
ミントを助けた事も、

全部、キセキの積み重ねだね!ってこと」