部屋から出るのが怖くなって









父親の言いなりになって




麻薬を何本も打たれて









もうすでに僕はボロボロだった。














僕にはたった一人、腹違いの弟がいた。




その弟はしっかり者で優しくて、いつも父親の相手にされてる僕のために泣いてくれた。










でも、麻薬を使われるようになって




その弟が怖くて

僕は弟を冷たく突き放したんだ。