愛したくて愛されたくて






こちらはこちらで用意する、という言葉に引っかかったが、俺は運転を執事の丸山に頼み、うろ覚えの記憶で深咲が住んでいるマンションに着いた。










すると、マンションの入口にくたりとした深咲を抱えた要人が見えたのでそこに車をつけるよう丸山に頼む。



車のドアが開くと、要人は深咲を抱えて車に乗り込んできた。









「ありがとうございました。迎えにきてくださって」


「深咲は........大丈夫なのか!?さっきからぐったりして目が開いていないんじゃ......」





「ああ、姉は麻薬を使われてから外に出るのを拒むようになりましたから、麻薬と言って睡眠薬を投与しました。」





「麻薬............」


「姉は、麻薬が切れたら暴れ出します。ですから、汚い部屋でいいので麻薬の後遺症が消えるまでは面倒を.......」