瑠奈「その前に、私の本当の苗字って言ってなかったね。森川瑠奈。これが本当の名。」



相太「ってことは、あいつらの言ってたことって!」



瑠奈「うん。本当だよ。私は、《Force Star》の彼らと同じ親から生まれた。つまり、彼らは四つ子ではく、五つ子ってこと」




そのあとは、家を出た経緯を話した。



母「そんなことがあったの。」



そんな母の目には涙が溜まっていた。



瑠奈「私ってさ。ちっさい頃から、一人で居たからここに来て、本当によかったと思ってる。ここは、あの家とは違って、居場所がある。本当の家族に出会えたって。」



父「瑠奈。よく耐えたな。そんなもん気にするな。お前の家族はここにいるだろ。アイドルだかなんだか知らないけどな、瑠奈を泣かせる奴らには変わりない。そんなもん、俺たちにとっては死刑レベルだ。」



相太「そうだ、あんな奴らは瑠奈の兄弟じゃねぇ。俺と沙耶が兄弟だ。」



沙耶「そうだよ。瑠奈は私のお姉ちゃんでしょ。他の奴らに何かあげないもん」



瑠奈「みんな…ありがと。大好き」



瑠奈は涙を拭き取り笑顔を見せた