「理恵ー。私もうだめだわ」
「初日にいきなりなによー」
初日の、学校帰りとぼとぼ歩く私に
理恵は笑いながら言った
「私はね恋愛するためだけに高校入ったのに
クラスにいるのは、地味な男子だけ。
こんなのひどーい」
「え、男子いるだけいいじゃない。私のクラスいないわよ?」
「それ最悪」
「でもさ、学校の男の子だけが恋愛対象じゃなくない?
バスであったり、電車とか紹介とか出会いはいろいろじゃないかな」
「そうか!」
それだ!!
それだあーーーー!
まだ、私の青春終わってないはず!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…