それから数日が経ち、私は毎日カナリアに通い、家にはお父さんがいないものの、普通にお母さんと翔太と生活をしていた。 少し変わったのは、だいぶ三人での会話が増えてきた。 前はそれぞれ自分の抱えていることに必死で、なかなか楽しく話すことはなかったけど、今は笑いながらご飯を食べたりしている。 …少しは、前に進んだのかな。