それから私は、また体調を崩し学校を休んでいた。


まあ、また学校で孤独を感じるよりだいぶ気が楽だった。


勉強は遅れてしまうけど、この時の私には、一人だということのほうが怖かった。


勉強が分からず、問題が解けない私を見るみんなの視線が怖い…


私は…この時から学校から逃げるようになった。


外で同級生を見ても隠れたり、桜を見ることさえ怯えていた。


桜が見たくないことを理由に、桜を避けてしまって傷つけてしまったりもした。


でも私も頑張ったんだ。


学校に行こうと明日の予定を先生に電話で聞いたり、朝ちゃんと起きようと努力もした。


学校のみんなと同じレベルになりたいと思ったから。


一緒に学校生活楽しみたいと思ったから。


でも…そんな日に限って体調が悪い…


結局休んで落ち込む毎日だ。


凄く不公平だ…


どうして私だけ…


酷いよ…神様…


私もみんなと一緒に笑いたいよ。


毎日いってきますって言いたい。


でもそんな願いも叶わないんだ…