カァー…カァー…。


「ぉはょー」 《ぉはよ姫羅。》

いつもの様に私は準備を済ませ
祐哉と学校へ向かった。


『オマエ昨日すげー可愛かったな笑』

「ちょっとおちょくってんのー??笑」


ぎゅ。ぁ…手握られた…。 温かい祐哉の手。


《姫羅ーー♪おはよー》「うん、はよー」

《らぶらぶねwwww》「み、三咲!!!オメェー。」

《ごめんごめん》笑『姫羅、いこーぜ。』

「じゃあね、三咲後で。」《………うん。》



なんだろさっきの三咲………─。
祐哉を恨んでる目というか…
睨んでたよね…確実に…。
そぉ言えば三咲、不良嫌いなんだ。
家庭はうちと同じなのに、違うな三咲は。


『ぁの三咲って奴さ~、俺の親の知り合いの
 娘らしくてさ。昨日聞いてビビった。』

「うち三咲とは小さい頃から仲イイの。
 てか親連みでね。だから良く一緒だった。」

『俺さ…「なに………?」『まぢ女無理だわ。』

「………………。」 『姫羅は違うからな!!!』

「うん。ちょい泣きそーだったわ」笑笑




それから私達は教室へ入った。


ーーガラッ。


《龍泉祐哉、アンタ親の知り合い何ですって?笑》


なに三咲、生意気な口聞いてんの?
いくらダチでも許せねぇーよ。


「三咲。」《ん?》

「人の男になんて口聞いてんの?笑」ギリッ…

《(やばい……姫羅本気だ……。)》

「聞いてんのかよ!!!」《すんません……涙。》


「親の知り合いだから何だ??あんなぁー三咲、
 アタシんらの家がどげんモンか知ってるよな?笑
 頂点なんだよ。アタシぁその後継ぎだ。」

《わかってるよ…でもコイツは…。》

「祐哉がなんなの?笑」ギリッ…

《婚約者……うちの…婚約者だった…。
 なのにコイツは姫羅を選んだ。》


『言ったろ…ギリッ俺は女が嫌いだ。
 オメェーが卑怯な手を使おうが言おうが
 俺には効かねーよ??笑ワリィーなブス。』

「三咲、うちん男奪うんなら奪ってみ?笑」

《ぇ……それって。》「テメーらブッ潰すからよ。」


《ヒッ……ヒィィー(泣)それだけは……。》

「解ったらイイんだよ。後でね♪?」《ぅ、うん》




これだけ言えばイイだろ…疲れる。


『姫羅、あんがとな…///
まぢでオマエだけなんだ………。
やっと恋が叶ったから………。』

「解ってる♡笑。安心して」

『俺が姫羅を守るからな………!』


祐哉の目本気だ……─。
嬉しい……。ありがと。



《カーン、コーン……》


『よーし、これで授業おわり。』




ふぁぁ~やっと終わったー(∀)ー!!


『……姫羅……』

「どーしたの…?」

『家に来てくれないか?』

「なしてよ。」『親達に紹介する。』

「あぁ~笑。って、オイ!!!なんでや」

『あのクソ女、潰す。裏でオマエの悪口言ってんの
 オマエが俺の嫁になることを伝えるんだよ。』

「……早すぎないか?笑笑☆」

『全然。普通に結婚出来る年だし』笑笑♡

「へぇー…。言っとくけど、逆に婿に取るよ?」

『え?どゆことすか?』

「こっちらお偉いなのよ。ヤクザ♡
 うちは後継ぎレディースって訳ね」笑笑

『解ってるけど…まぢに?』

「ちょー大まぢ。」『いいよー笑笑☆』



よかった……。


『んじゃ今からいこーぜ?』ニコッ☆

「行こか」笑笑♡(∀)



そいうことで私は今から
親に顔を合わせに行って来まーす笑笑。