Side 凜


倒れた…


最悪だよ…


強制的に家に帰られせるって事だよね?


そんなことしたら、また…


何故か最近は何もしてこない母親、でもこんな風に家に帰ったら絶対キレる。


かといって、もう電話かけられてるんだろうから帰らないってのもダメだしな…


「凜?
どうしかした?」


何も言わなくなった私を不信に思ったのか、心配そうに話しかけてくる


…ちかいっ!


好きだってことに気づいてしまったから、話すことにすら緊張してしまう。


「なんでもない
それより、光が私をここまで運んでくれたんだよね?
ありがとー」


「全然!
てか、お前朝から熱あったんじゃねーのか?
そんな急にこんな高熱出るわけない」


………


バレてる?