病院天幕の外。

ARMOUR社の敷地内では、まだ銃声が響いている。

建物の地下には、まだかなりの数のディアボがいたようだ。

テロ対策部隊の隊員達が、掃討作戦を展開している。

「…これで少しは紛争や内戦がなくなるのかな」

折れた肋骨の処置を終えた三浦に付き添っていた麗華が、ポツリと呟いた。

「ディアボを全部やっつけて、ARMOUR社も潰れて…世界中にディアボを送り込む事が出来なくなった…これで戦争はなくなるのかな…?」